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JAL法人カードよりマイルが貯まる 国税・税金や経費の支払いをマイレージ加算できる社長におすすめのクレジットカード

JAL画像

JALカード(法人用)は意外にもカード決済でマイルが貯まらない

JALのマイルを貯めるなら、日本航空が提携して発行する「JALカード」が当然いいのでは?と思います。

しかし、それは個人用に限った話で、法人用はカード決済でマイルが貯まりません。

上場企業など大企業向け

では、どんな会社向けなのか?

国内・海外出張でJAL便や提携のワンワールド便を利用することが多い大企業・上場企業向けです。

フライトマイルやボーナスマイル

法人用JALカードは、決済に対してのポイントやマイルは付きませんが、フライトマイルとボーナスマイルが「社員 個人」に貯まります。

なぜ?大企業ならいいのか

上場企業や大企業なら社員数も多いです。

それぞれが航空券や新幹線代、ホテル代などをカード決済したポイント(マイル)を社長に集約して利用するといった使い方はしません。(社長個人の利益になるため)

小規模企業や法人化している家族企業・1人社長などは他のカードにするべき

いわゆる中小のオーナー企業、家族経営で法人化している会社、一人法人などはマイルの貯まるカードを利用すべきです。

法人口座を設定できるJALマイルの貯まるカード

これから説明する3社が発行する3種類のカードだけが、経費などカード決済で直接JALマイレージバンクのマイルが貯まったり、もしくは貯まったポイントをJALに移行できます。

たった3種類しかありませんので迷うこともありません。

法人所得税などの国税や地方税(対応する地域のみ)の支払いにも

経費だけでなく、税金の支払いでもマイルが貯められます。

後ほど詳しく説明しています。

1.セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード (セゾンAMEX)

いちおし 年会費 20,000円(税別) 前年利用金額により10,000円(税別)になります。

初年度年会費無料

JALカードを上回るマイル還元率1.125%

SAISON MILE CLUBへの登録、JALマイル+永久不滅ポイント(優遇サービス分)で1,000円=11.25マイルが貯まります。

個人向けJALカードでショッピングマイル・プレミアムに登録しても100円=1マイル(1%)の還元率なので、それを上回ります。

次年度年会費優遇で1万円に

前年度カード利用額200万円以上で翌年年会費10,000円(税別)になります。

月平均利用額166,700円なので、ある程度の規模の法人であれば簡単にクリアできそうです。

通常の2万円(税別)でもプラチナカードとしては充分すぎるくらい安いです。

もちろん年会費は損金扱いにできます。

審査は個人ベース

セゾンプラチナ ビジネスAMEXは、個人カードに引き落とし口座を法人か個人かを選べるカードです。

審査自体は経営者個人になりますので、会社の業績は関係ありません。

プライオリティパス無料発行

世界中の空港ラウンジを何度でも利用できる「プライオリティパス」のプレステージ会員(年会費399ドル)が無料で取得できます。

有名なのは個人の場合「楽天プレミアムカード(年会費1万円+税)」が無料で同じサービスが付いています。

法人の経営者なら経費で落とせる「セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス」だけで充分です。

社員の追加カード4枚まで発行可能

会社の従業員4名まで、代表者にマイルを集約できる追加カードを発行可能です。

秘書や経理担当など決済を任せている社員や、出張が多い社員に配布すると便利です。

それぞれの利用明細はわかるようになっているので経費管理にも最適です。

年間 1枚あたり3,000円+税

お得なETC年会費 無料

ETCカードはカード1枚につき5枚まで無料で発行できます。

社長5台、4名の社員5台で25台の車まで対応しています。

プラチナカードのベネフィット

コンシェルジュサービス、コナミスポーツクラブの優待利用、海外旅行保険の補償額は最大1億円(本会員のみ)、ショッピングあんしん保険、オントレなど、社長が普段から利用できるサービスも充実しています。

フライトが多い社長は

飛行機の利用が多い社長の場合は、個人でJALカードを所有しておくだけで、出張時このカードで経費清算してもボーナスマイルなどが付与されます。

個人でJALカードを何か一つ所有しておきましょう。

2.JALダイナースカードのビジネス・アカウントカード

個人向けのJALダイナースカード(年会費 28,000円+税)に追加(年会費 2,000円+税)で発行できる法人口座設定が可能な便利なカードです。

JALマイル還元率1% 特約店で2%

100円で1マイルの積算率でマイルが貯まります。

マイルが2倍たまる特約店があり、そちらでの支払いは100円で2マイルも貯まります。

特約店にはガソリンスタンドのENEOSやトヨタレンタカーなどがあり、会社でも利用する機会が多いのでお得です。

JALカードとしての機能

入会搭乗5,000マイル、毎年初回搭乗2,000マイル、搭乗ごとにフライトマイルの25%をプラスなどJALカードとしての機能、ボーナスマイルなど多彩なサービスが魅力です。

JALオンライン

法人向け国内出張手配サポートが利用できます。

出張精算の効率化、専用運賃「eビジネス6」などが利用できます。

個人カードに追加

個人の審査が終われば、追加で発行できるのでこちらのカードも法人の審査はありません。

年会費の経費扱いは2,000+税のみ

注意が必要なのは、個人分の年会費28,000円+税は法人口座から引き落としではないため損金扱いにはできないことです。

経費として計上できるのは、ビジネスアカウントの年会費2,000+税のみです。

社員の追加カードは発行できない

社員向け追加カードは発行できません。

個人用カードに家族会員は追加可能です。(年会費 9,000円+税)

ETCカードは無料 5枚まで

ビジネスアカウント専用のETCカードが発行可能です。

ビジネス利用の自動車5台分、5枚まで発行可能です。(無料)

仕事で車の利用が多い社長におすすめ

JALカード特約店にガソリンスタンドのENEOS(エネオス)があります。

カード利用でなんと通常の倍、100円につき2マイルも貯まります。

海外・国内 空港ラウンジの利用

ダイナースカードを提示するだけで、世界中の提携する空港ラウンジに入室できます。

プライオリティパスとほぼ同じ数のラウンジに対応しています。

3.EX Gold for Biz M iD×QUICPay (エグゼクティブゴールドフォービズ エム)

オリコ発行 ゴールドカードとしては破格の年会費2,000円(税別)

還元率がよくない

1,000円=1.2スマイル=JAL 3マイルと還元率は悪いです。

経費のポイントをJALマイルに交換できる数少ないカードですが、他の2枚に比べるとオススメではありません。

個人審査のみ

法人カードと個人カードの中間の位置づけで、個人審査となっています。

法人の登記情報の提出は不要です。

社員向け追加カードは3枚まで

追加カードとして「メンバーカード」を3枚まで発行できます。

1枚あたり年2,000円が必要です。

社員の利用分ポイントは社長に集約できます。

こんなシーンでマイルが貯まる 旅費交通費

出張旅行などで貯められます。

飛行機の航空券購入

JALだけではなく、どの航空会社を利用しても経費でJALマイルが貯まります。

海外の路線などJALが飛んでいない区間も多数あります。

ホテルの宿泊料金

ホテル予約サイトのポイントとカード決済でもJALマイル、更にカード会社のショッピングポイントモール経由にするとボーナスポイントが付き、3重取りも可能です。

新幹線のチケット購入

飛行機だけではありません、JRの新幹線代の決済でもマイルが貯まります。

1マイルもたまらないJRのカードを利用するより、「マイルでレバレッジを効かせた特典航空券ゲット」のほうが遥かにお得です。

ETCカード利用の高速代

ETCカードを付帯できるので、社用車での高速道路を利用した営業や出張でも貯まります。

社用車のガソリン代

ガソリン代でも当然貯まります。

ENEOSはJALカード特約店なので「JALダイナース」なら100円で2マイルも貯まります。

こんなシーンでマイルが貯まる 日常業務

会社運営にかかわる決済もクレジットカード支払いに集約で貯まります。

事務所の電気代・水道代・ガス代

会社の水道光熱費の支払いを設定しておくと、毎月自動的に貯まります。

ダイナースは、公共料金は半分の200円=1ポイントに改悪されましたが、JALダイナースは対象外なので100円=1マイル貯まります。

固定電話・携帯電話料金

NTTの固定電話や、スマホ料金などでも毎月貯まります。

Amazonや楽天市場での通販

書籍や贈答品などは、通販で購入すればカード払いができます。

リアル店舗でも百貨店や大手書籍店ではカード決済可能です。

パソコン本体・周辺機器

通販、店舗ともにPCやプリンタなどの購入で大きく貯まります。

オフィス家具

デスクやチェアなど、事務所に必要なオフィス用品も大きく貯めるチャンスです。

文具などの消耗品

文具やプリンタのインクカートリッジ、用紙なども頻繁に決済するものです。

トイレタリー・常備薬など

トイレットペーパーなどドラッグストアで買える物は、カード払い可能なチェーンか、通販で購入しましょう。

コーヒーなどの飲料も同じです。

接待交際費

レストランやケータリング、会議代として計上できる弁当などもカード払い可能な店舗がオススメです。

デリバリー・宅配サイトでもカード対応が増えています。

こんなシーンでマイルが貯まる 税金の支払い

利益の多い会社は税金の支払い時も、たくさんマイルを貯めるチャンスです。

国税の支払い

法人税、源泉所得税、消費税及地方消費税など法人にかかわる国税がクレジットカード決済で支払い可能になっています。

手数料がかかりますが、当然経費計上できます。

手数料を考慮しても、できるだけ高価な特典航空券に交換することによって圧倒的にお得です。

地方税の支払い

まだ、導入が少ないようですが法人市民税などクレジットカード払い可能な自治体もあります。

たとえば大阪市の法人市民税は可能ですが、大阪府の法人府民税は不可です。

特典航空券はビジネスクラス以上が格段にお得

マイルが貯まって、JAL特典航空券を利用する場合は還元率を考えるとファーストクラスが圧倒的にお得ですが、設定が少ないので次にお得なビジネスクラスがオススメです。

というよりエコノミークラスや国内線で利用するのはもったいない使い方です。

エコノミーや国内線は円で支払う

国際線エコノミークラスや国内線であれば、値段も安いのでチケットを購入して搭乗したほうがフライトマイル及びカードマイルも貯まるので特典航空券を使わないほうがいいです。

変更可能な運賃

ただエコノミーでも、日付変更可能な普通運賃などはびっくりするほど高額なので、そのような利用方法が必要な場合は特典航空券でもいいかもしれません。

しかし、マイル数があまり変わらないのでビジネスに乗ったほうが優先レーンやラウンジなど出張に発揮するサービスが充実しているのでオススメです。

クレジットカードの審査に通らなかった社長には

何らかの理由で、個人のクレジットカードの審査に通らない社長でも、カード決済でJALマイルを貯められる方法があります。

りそなデビットカード〈JMB〉

15歳以上なら審査なしで発行できるデビットカードです。

VISA加盟店でクレジットカードと同様に利用できます。

ショッピング利用200円=1マイルが貯まります。

JAL便の航空券をJALで購入すると、2倍の200円につき2マイルが付与されます。

法人口座は設定できませんので、個人口座からの引き落としになります。

仮払いで清算する方法を取れば経費計上も可能です。

JALおすすめ法人カードは2択

「セゾンプラチナ ビジネスAMEX」が最もおすすめで、「JALダイナースのビジネス・アカウントカード」との実質2択になります。

両方取得して税金関係や通常経費は「セゾン」、ガソリン代など特約店があるのものは「ダイナース」と分けて使うのもいいでしょう。

限度額を考えると両方がベスト

法人税が高額な会社は、複数枚のカードで支払いも可能なので、限度枠を考えて2枚持っておくのもよいと思います。

社長個人ではJALカードを保有しておく

既にお持ちの社長も多いと思いますが、個人ではJALカードを保有しておくとフライトマイルがアップします。

JALダイナースとビジネスアカウントで運用する方は個人分があるので、それだけでOKです。

フライトマイル対策

JALカードを保有していると、JMBマイル積算対象運賃でJALグループ便のフライトマイルが最大25%プラスになります。

ポイントは「保有している」だけでよいということです。

ですので、法人カードで決済してもボーナスマイルが付きます。